Interview
資産運用の新領域で お客さまに貢献
運用戦略開発部/
グループリーダー2007年度 入社

Bさん

MY CAREER

前職
政府系金融機関で調査業務、分析業務を担当
SOMPOアセットマネジメント
運用戦略の開発部門でプライベート資産プロダクトの商品開発、営業支援に従事

Question01 なぜSOMPOアセットマネジメントに?

自分のやりたい仕事ができる業界を新たに発見
前職では政府系金融機関の調査部で、中小企業を対象とする景況アンケートを担当。日本国内の経済や業界動向のリサーチ業務に従事していました。転職活動をスタートしたのは、営業職への配置転換や九州への転勤などの環境変化があったタイミングでした。自分に適していると考えていたリサーチや分析業務に携われる会社を探して、エージェントに相談。そこで紹介された仕事が、アセットマネジメント業界のアナリストでした。転職先としてアセットマネジメント業界を意識したことはありませんでしたから、自分が求める新しいフィールドと出会うことができて嬉しく思いました。複数の部門との採用面談を経て、調査・分析担当者を必要としていた部門を薦めてもらい入社に至りました。私の経験や適性をきちんと汲み取ってもらい感謝をしています。

Question02 SOMPOアセットマネジメントでどんなキャリアを歩んできましたか?

伝統的な資産運用からオルタナティブな資産運用へ
入社後はさまざまな業務を通して、資産運用に関する専門性と業務スキルを習得することができました。最初は外国株式の運用グループに配属されて、調査・分析業務に従事。主に、消費財セクターやヘルスケアセクターの企業分析を担当しました。その他にも「業績予測モデルの開発」「Jリートファンドの設定・運用や各銘柄の調査」、また、新設された新規商品の企画部署にも参画させてもらうなど幅広い業務を経験しながら、キャリアを積んでくることができました。いずれの経験も私にとっては有用なものですが、特にJリートファンドに関われたことは、不動産を投資対象とする現在の業務に大いに活かされています。今の所属部署の前身となる部門に異動したのは、入社5年目。当初は株式を中心とする公募投資信託を、続いて年金基金や学校法人等を顧客とする投資顧問業務を手掛けるようになりました。さらに入社8年目からは、伝統的な資産とは異なる特徴を持つオルタナティブ資産に携わっています。

Question03 現在の仕事内容を教えてください。

環境や市場との相関性が低く、自分の力量が問われる
現在は、株式・債券などの伝統的な資産以外への投資運用を行うオルタナティブグループで、未公開株式や実物のインフラや不動産に投資するプライベート資産プロダクトを主に担当しています。機関投資家や富裕層からの注目が高まるプライベート資産には、運用に携わる者として他の資産にはない魅力があります。主要国首脳の発言や国際情勢、あるいは株式市場の動きに影響される度合いが少ないため、投資対象となる企業や不動産のピュアな価値がパフォーマンスとなって表れるのです。「有能なファンドマネージャーを探す」「より有望な資産クラスを見出す」といった私の力量が大いに問われますから、非常にやりがいがあります。また、「規模の大きな運用会社には負けないぞ」という気持ちもモチベーションになります。

Question04 仕事をするうえで、大切にしていることは何ですか?

長期的な視点に立って、お客さまの資産運用に貢献する
私の具体的な役割は、営業部門から聞いた顧客(年金基金・学校法人等)のニーズをもとにしたプライベート資産を扱う新規商品の開発、それに伴う調査(デューデリジェンス)、マーケティング活動のサポートなど。さらに既存商品のモニタリングや顧客報告業務にも携わっています。新規商品の開発に関しては、お客さまのニーズに応えて、すみやかに契約獲得につながるコンセプト設計も求められますが、それだけではありません。お客さまの資産運用に貢献するために忘れてはいけないのが長期的な視点で考えること。今はあまり注目されていなくても、2~3年後に結果を生み出し得る戦略や、新しい投資エリア・戦略を発掘していくという姿勢で仕事に取り組んでいます。

Question05 どんな職場環境、企業文化がありますか?

本人の熱意しだいで、前例がなくてもアイデアが採用される
当社には、新しいことを受け入れる風土があります。私の実体験でいうと、当社として初めてのプライベート資産となる、非上場インフラ資産ファンドの取り扱いを提案し、承認してもらったことがあります。「新しい挑戦だから、容易には承認されないかもしれない」「承認されたとしても、実現するまでには時間や手続きがかかるだろう」と考えていましたが、まったくの杞憂でした。私が懸命に資料をそろえて説得したこと、加えて私の熱意を受け入れてくれる上層部に恵まれたことがよかったのでしょう。既にプライベート資産の投資実績があるグループ会社へトレーニーとして派遣をするなど、サポートしてくれました。職場環境としては、外部の有能なファンドマネージャーと連携して資産運用にあたる私の所属部署では、一流のプロフェッショナルから日々刺激をもらえることも魅力的だと感じています。

Question06 今後の目標を教えてください。

自分らしいリーダーシップで人と組織を盛り上げたい
プライベート資産は、「非上場株が公募投資信託に組み入れられる」「プライベートエクイティによる日本企業のM&Aが頻繁に報道されるようになる」など、認知度がどんどん高まりつつあります。将来の可能性が広がる新領域で、業界をリードするようなプロジェクトに関わることが、資産運用の専門家としての私の目標です。一方、グループのリーダーとしては、人材育成や組織の活性化に今まで以上に注力したいと考えています。「率先して、既存の業務をこなすとともに、新しい業務を創り出していく」という自分の姿を見せることで、それに共感してくれたメンバーが自然と積極的に行動し挑戦するようになり、チーム全体の活気が増していく。そうした流れをつくり出せたらいいなと思っています。
※内容は2025年取材時点のものです。