Interview
投資価値を重視した
株式運用に取り組む
運用部 日本株グループ/
インベストメントマネージャー2009年度 入社
インベストメントマネージャー2009年度 入社
Aさん

MY CAREER
- 前職
- 不動産ファンド会社で海外REIT投資業務を担当
- SOMPOアセットマネジメント
- 日本株のインベストメントマネージャー兼アナリストとして運用業務に携わる
Question01 なぜSOMPOアセットマネジメントに?
株式運用に魅力を感じ新しいステージへ
新卒で不動産ファンド会社に入社し、主に海外REIT投資業務に従事しました。入社から3年経った頃、世界的な金融危機で不動産投資の事業環境が大きな転換点を迎える中、「新しいフィールドで自分のキャリアを積み上げていきたい」と転職を決意。その当時、強く興味を持ち始めていた株式の運用に関わる仕事に就きたいと考え、資産運用業界への挑戦を決めました。当社の第一印象は、「プロフェッショナルが集まっており、フラットで風通しのよさそうな会社だな」ということ。日本の歴史ある保険グループを母体としている会社ということもあり、やや堅苦しい雰囲気を想像していたのですが、採用面接の際に、担当者同士が社内の上下関係を意識させることなく、ごく自然に和やかに会話をされている様子を見て、「働きやすそうな会社だな」と感じました。
Question02 現在の仕事内容を教えてください。
日本株グループでの旗艦ファンドの運用を任される
私は、運用部の日本株グループに所属しインベストメントマネージャー兼アナリストとして働いています。インベストメントマネージャーとしては、当社が運用する日本株プロダクトの中でもコア戦略と呼ばれる旗艦ファンドを担当。ポートフォリオ構築、パフォーマンス/リスク管理、顧客対応などの一連の業務に携わっています。主力プロダクトの運用担当ということで、非常にやりがいのある仕事を任せてもらっていると感じています。またアナリストとしては、不動産、通信、その他金融、精密機器のセクターを担当。中長期目線で企業の本質的な収益力の分析をし、投資価値を見極めるという観点でリサーチを行っています。企業の売上、利益といったファンダメンタルズに起因するものはもちろん、対話を通じたエンゲージメントによって株主還元方針やガバナンスなどが変化、進化し投資価値の実現につながるようなケースも増えてきており、アナリストとしての業務の幅の広がりを感じています。

Question03 SOMPOアセットマネジメントでどんなキャリアを歩んできましたか?
当社の株式運用の特色であるチーム運用の中で、着実に業務経験を積む
入社当初は、運用業務に関して未経験に近かったこともあり、チームで活用するデータ整理や資料作成などを通して業務の基礎を学びました。その後、アナリストとしてセクター担当を任せてもらえるようになり、これまでに自動車部品、紙・パルプにはじまり、電子部品、化学、不動産、サービス、通信、その他金融、精密機器など、さまざまなセクターのリサーチ業務に従事しました。インベストメントマネージャーとして担当ファンドを持つようになったのは、入社5年目のころ。運用資産残高が数十億円規模のプロダクトから経験を積み、現在は数千億円規模のファンドを運用しています。メンバー全員がリサーチからポートフォリオ構築までの一連のプロセスに携わるという当社の特色であるチーム運用の中で、少しずつ役割も変わりながら業務経験を積むことができたと感じています。
Question04 仕事をするうえで、大切にしていることは何ですか?
事前には正解もゴールもわからない、自分の中で納得しもっともらしいところに落とし込む
これまでの業務経験から感じるのは、インベストメントマネージャーやアナリストの仕事は事前には正解もゴールもわからず、これだけやればOKという線引きもないというのが非常に難しいということです。矛盾しているかもしれませんが、そうであるがゆえにその正解やゴールを探すためにいろんな角度からアプローチして自分の中で納得し、もっともらしいところに落とし込んでいくのが面白く、また大切なことではないかと思っています。適当にやるのも四六時中向き合うのも自分次第で、けれど結果として出たパフォーマンスは受け入れなければいけないというのがある意味一番のやりがいなのかもしれません。

Question05 ワークライフバランスについて教えてください。
自分のスタイルで働ける
若い頃を振り返ると「一人前になるまではワークライフバランスは、ワーク100%でいい」というような考えでいました。しかし今は、自分と家族のために、仕事とプライベートのバランスをうまくとりながら働いています。また当社には、制度としても企業風土としても柔軟な働き方ができる環境があり、オフィスに出社するか自宅でリモートワークするかを自由に選択することができます。リモートワークはコロナ禍において多くの企業で採用されたものの、時間が経過するに伴い、徐々に選択の柔軟性が失われている企業も少なくないようです。対して当社では、最低月2回の出社という極めて自由度の高いルールがあるだけで、各々が高い生産性と持続的な成長ができる自分のスタイルや事情に合わせて働き方を決めることができます。私の場合は、オフィスの方が集中できるタイプなので出社することが大半ですが、家族や子どもの事情に合わせて柔軟にリモートワークも活用しています。
Question06 今後の目標を教えてください。
まずは今の責務に尽力、日本株運用のプレゼンスを高めていきたい
現在、チームの主力ファンドのインベストメントマネージャーというこれ以上ない仕事を任せてもらっているので、まずは今の責務に尽力したいと考えています。運用パフォーマンスをしっかり出し、既存顧客の満足度を高め、また新規顧客の獲得によって運用資産残高を増やすことがゴールとなります。いずれはマネジメント職になって、会社全体の運用をマネジメントするような業務をしたいと思うときが来るのかもしれませんが、現時点ではあまりイメージが湧かないというのが正直なところです。自分の仕事を通じて、国内にとどまらずグローバルで当社日本株運用のプレゼンスを高めることに貢献できればと考えています。